【python】自作モジュールの実行方法
- 2020.10.14
- python
自作モジュールを作るとするとプログラム作成が楽になります。
今回は単純な自作モジュールをを実行します。
サンプルプログラム
main.py
import sample
i="200"
n="300"
sample.hyouji(i,n)
sample.py
def hyouji(a,b):
print(a)
print(b)
c="さしすせそ"
print(a+b+c)
if __name__ == '__main__':
x="あいうえお"
y="かきくけこ"
test=hyouji(x,y)
mai.pyの実行結果&変数説明
【main.py】
import sample・・・自作モジュールsample.pyの読み込み
sample.hyouji(i,n)・・・sample.pyの中のhyouji関数にiとnを渡す
【sample.py】
def hyouji(a,b):・・・hyouji関数(aとbはmain.pyのinが入る)
if __name__ == ‘__main__’:・・・sample.pyを直接実行したときに実行
test=hyouji(x,y)・・・hyouji関数にxとyを渡す
※今回のサンプルプログラムでは
同じフォルダに2つのプログラムを入れておいてください
解説
main.pyを実行するとimportで自作モジュールのsample,pyを読み込みます。この時、sample.pyのif __name__ == ‘__main__’:以下は実行されません。
(※なんであるの?ともうかもしれませんがsample.pyのテスト用です)
sample.hyouji(i,n)でi=200とn=300を代入してsample.pyのdef hyouji(a,b):に渡します。ここで「i=200」→「a=200」と「n=300」→「b=300」となり、それ以降のプログラムが実行されます。
補足
sample.pyを直接実行すると下記の結果となります。
if __name__ == ‘__main__’:以下のxとyの値がaとbとして渡されます。
あとがき
最初はif __name__ == ‘__main__’:のありがたみが分かりませんでしたが、自作モジュールの運用を行うとありがたみが分かります。これがないとimport後に勝手に実行されてしまいます。
自作モジュールを作るとわざわざコピー&ペーストする必要がなく、修正も楽になりますのでモジュール化して運用することをお勧めします。
-
前の記事
【python】ファイルパス(path)の指定方法 2020.10.13
-
次の記事
【python】自作モジュールをimportするとModuleNotFoundErrorが出てしまう 2020.10.16